角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

独り暮らす。

 

自分のしたことは自分に返ってくる。
昨夕、餃子を20個作り、残した半分を今日の昼食に温めなおすと大変美味であったという話だが。
 
事情の許す限りどこにも出歩かないと決めたので、一日にすることは掃除洗濯料理とまるで賢婦人か、家事好き奥様のようになっている。おりからの雪降りでもあるし。もうはんかくさいくらいに降っている。はんかくさいというのは当地の方言であり、私が子供の頃には良く両親に言われた言葉だけれど、私の世代では使うことはない。ばかとかたわけとかそういう意味。
 
食材調達も、もし行った先のスーパーが混雑してたり品薄だったりすると嫌なのもあって、ネットスーパーに登録した。先ほどそれはそれは立派でしっかりした野菜が届けられて満足した。

今一番したいのはヘアカットだけど、しばらく伸び放題にしておこう。

こういう時期は人と会合したりつるんだり絡んだりを避けてできるだけ小さい単位で暮らすといいと思う。すなわち孤に戻ると。だから息子家族とも当分接触しないで過ごす。小単位とか単独でというのは地震災害のときの生き延び方にも似ている。
 
発注した本も届いたし、食材も届いた。web公開美術館も見ることができる。調べてみると図書館もプールも運動施設も美術館も映画館も軒並み休館していた。当店は営業している。仕事に行くのが不安だ。
最近で一番こわかったニュースの言葉は真偽の程は分からないけれど「再感染」だ。私は大げさにものごとを考えてしまう癖があるので、そこから燃焼が終るのは酸素を使い尽くしたときとか、恐竜が増えすぎて滅んだとか、シャーレの中の寒天培地の培養物がそれ以上増えなくなるとき、とかいろいろ想像してしまって震えた。
 
震えながら餃子を作って食べたというわけだ。