角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

魚偏。

 

水たまりがあるところ、必ず魚影を探す癖がある。どんな水たまりにも何かがいると想像するのは不気味で楽しい。
浅い階段が池のふちまであって、目をつぶって階段を下りると、池に入ってしまうかもしれないし、あるいはサカナが階段を上がってくるかもしれないという瀬戸際的こわさがあった。徳川園。
せっかく徳川園まで行きながら美術館をスルーする私は、鯉の餌やりを忘れない。
 
駿府城公園のお堀にもまた凄い数の鯉がいた。数も数だけれど、大きさがあれで、イトウのようであった。
 
そんなに鯉が好きなのかというと、好きではない。ただ、あの、食いたがりから目を反らすことができなくなって、半ば怖いもの見たさで探してしまう。
 
 
次、
天竜浜名湖線、二俣本町駅から歩いて15分くらいのところに秋野不矩美術館がある。
 
今回の旅行は静岡空港に到着し、帰りは名古屋空港から。静岡、浜松、名古屋と分かりやすい行程。裏日本好きの自分としては静岡も浜松も初めての訪問になる。目的が秋野不矩美術館と、芹沢銈介美術館だった。
富士山は見えなかった。静岡は雷付きの雨だった。傘を静岡のホテルで買って、浜松のホテルに置いてきた。本は現地調達したものと合わせて3.5冊読んだ。
浜松で鰻を。大変美味でございました。鰻の文字を大きく太く表示してドヤりたい気がする。
 
さて次回はどこの鯉に餌やりしようか。