角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

あせる卵。

 

「いつも自分ばっかり、損してる」と言う人間がどうも苦手だ。まあ勝手にしてくださいとしか言えないのだけれど、面と向かって勝手にしろとも言い難いから相槌をうっている。
一生懸命やって損をする、という気持ちが良くわからない。自分ばっかりというのが腑に落ちないなら、なんとかすればいいと思うのだけれど、たいていそういう人は無策だ。解決しようとはしていないものだ。恐らく、真面目にやって損をするかわいそうな自分が大好きなのだと思う。
 
それに雑用であれ、何であれ、どうせ時給のパートタイマーであれば、時間内に何らかの仕事をこなすのが当然なので、サービス残業を強いられているのでなければ、あの仕事もどの仕事も時間内にこなす分にはどうでもいいと思うのだ。
 
一生懸命が損であるような思い方は間違いだと思う。狡いことをしたり怠けたりして過ごすのが得なのか。それ以前に損得って。
 
 
パートの人間関係は面白い。大体ふたつの陣営ができているのだけれど、その対立軸の周辺は結構曖昧で日々に揺れているところが面白い。簡単に言うと、昨日まで仲良しのようであった二人がなんとなく言葉を交わさなくなっている気配と、その逆の気配が繰り広げられる。ふーん。
 
いつどんな展開になるかが分からないので、挙動には細心の注意が必要なのだと思う。私は不注意が多くてひやっとすることもあるけど。私はそんなに利口でもないうえに、基本的に面倒だ。
今日は右の膝が痛いとか、明日は首が凝るとかいろいろあるように人間関係の痛みも動いているらしい。
 
私は独り作業が多いけれど、これはこれでメンタルが強くなければできないと思った。今日は卵を焦がした。他にも間違いをしでかした。何かミスをするとその分時間が押してしまい、焦るのだ。あ、焦げると焦るが同じ字だ。私はこげていない。