角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

ほけみ。

 

拙宅周辺は、ベーカリーの超激戦区だ。

一昨年はライ麦パンを朝食に食していた。ライ麦パンは昨年の6月まで続いたけれど、これだけベーカリーがあってもライ麦比率の高いパンを作っている店は珍しく、しかも欲しいパンが週に数回の販売だったりするので面倒になってやめた。その後はオートミールに切り換えた。オートミールはアマゾンでまとめて購入しておくと乾物なので長持ちする上にあの栄養価を知ってしまうと食べずにいられないという気持ちになったものだ。それが今年の夏の暑さのあたりからすっかり飽きてしまい、少し美味しいトーストが食べたくなった。今ここ。
 
要はなんでも「ばっかり」というのに飽きる性質なので、最近はスキレットで焼くソーダブレッドなどの簡単な自作も取り入れ、白飯もときどき取り入れ、クロワッサンだったり甘いパンだったりと何とか朝食を楽しく美味しくしようとしている。
 
そんな中で昨日と今日と続けて別な店舗でちょっとお高め食パンを購入したので、本日は張り切って起きた。
 
かたや小麦の香りが違うとか言って、もう一方では人類は小麦の奴隷とか言われ、小麦は身体に良くないとか言われ、もう何が何だかわからないけれど、私は根っからのパン好きでもないわりには良く食べてしまう。奴隷でも仕方がないなと思ったし、身体に良いものだけで生きるわけにはいかないのだ。
 
小麦の香りなんて私には分からないし知ったことじゃないと思うけれど、それでもこんなにたくさんパン屋さんがあると、とても好きなパン屋さんと、好きなパン屋さんと、まあ好きなパン屋さんくらいの区別ができてくるのが面白いと思う。店によって得意種目も違うようだし。
 
私はブルクのパンが好きだ。別に日記で宣言しなくてもいいのかもしれないけど。あとモンクールのセンスが好きだ。中心部までエリアを広げるとポームが美味しい。美味しいベーカリーはまだまだあって、ほんとは私、パンが好きなのかもしれないと思う。良く分からない。麺類だって好きなのだけれど、こちらは先日も書いた通り、滅多に食すことがない不思議。
 
自作用に薄力粉、強力粉、それと米粉を持っている。

これもネットで読んだ話だけれど、アレルギーのために小麦粉を避けている人に、店員さんが「小麦粉は使われていませんよ」と伝えたらしい。続けて「薄力粉しか使っていません」と。
これは重篤なアレルギー持ちなら命拾いの瞬間だろう。店員さん、教えてくれた良かった、というか、知らないということは罪なことだ。こわ~い。
 
私は調理関連のサイトでたまに見かけるホケミというものが一体何であるか知らなかったのだけれど、ある時、ホットケーキミックスの略であることを理解した。とてもイライラした。ホケミってなんだ。
なんでも略せばいいってもんじゃないと思う。語感が汚くて嫌いだ。ホケミ。気持ちわるぅ。