角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

2択の人。

 

好きなパン屋さんがあって、ときどきどうしてもそこのパンを食べたくなる。昼帯の仕事の日は疲れ果てて行けず、午後からの仕事の日は体力温存のために行けず、日曜日はパン屋さんがお休みのため、なかなかタイミングが合わない。

本日はそこのパンでブランチにしようと思ったのだが、起床が5時40分だったのでブランチというのはそういうことではなくてこれじゃあただの朝食抜きではないかと。空腹を抱えてゆらゆらと歩いて買物に。

肉体仕事で疲労困憊するのにもかかわらず運動不足であるのは、満腹するほど食べているのに栄養不足というのと同じだ。アクティブレストという言葉を知っているけれど、しかしながら疲れた身体でさらに散歩だの筋トレだのをする気にはまったくならないのだった。


休みの日は映画も見たいし本も読みたいので忙しい。今回は「女神の見えざる手」と「キラー・エリート」を見た。全く予備知識なく見た前者が良かった。キラー・エリートは2回目。本は、中断したのがある。ざっくりいうと警察関連のハードボイルドものが好きで様々な作家を読むけれど、同じようなテーマでありながら全く面白くないというのはどうしてなんだろう。キャラクターに魅力を感じられなかったり、文章自体が好きでなかったりして読み進められない本をときどき購入してしまう。

仕事日があける翌日は家事日にあてており、翌日は終日雨降りで気温も低く外に出ず、今日はパン屋に行ったっきりで休みが終わるのでもう一日休みが欲しいところ。

 

そういえば書きたいことはパン屋の話ではなかった。
togetterで見かけた話だけれど、「結婚するかサバゲ辞めるか判断しなければならならなくなりました」と。両家の挨拶、指輪購入後にパートナーから長年の趣味を辞めて欲しいと言われたらしい。

気の毒でたまらなくなった。私が結婚するにあたり、水泳はやめろとか読書をするなとか、あるいは柿を食うなとか言われたらどうだろう。
そりゃもう二言なく辞める。結婚を。

でもこの人は「やはり生涯を共にしたいと決めた人なので後悔のないように話し合ってみます!!」と書いていて、それはそれで大人なのだな、心からすごいな、と思った。

後出しでそういうことを言い出す人とそれでも生涯を共にしたいと思えることに驚嘆した。
男の人は結婚にある種の社会的信用や少なからずの便利さのためにいろいろ諦める事柄もあるのかと思う。

なかなか。