角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

一過。

 
明け方、風の音に目を覚ました。あまりに激しい雨風の様子に起きて外を見ると、こんなのは初めてというくらいの暴風雨だった。
明けて、台風映像を見ると本州では橋の上でトラックが横転したり、ベランダが飛んだりしていたので実にすさまじく、当該地域の人々の恐ろしさはいかばかりかと思う。
天変地異ばかりは何をどうしたものか、落ち着いて行動できる自信がない。というよりも何をすればよいのかうろたえるばかりだろう。
 
朝にはすっかり天気は回復して風も凪ぎ、夏日のような気温となったけれど、寝不足のまま、ぼんやりと過ごす。一歩も外に出ず。
 
パート先の人から連絡があって、お店は今月一杯で閉店し、撤退することが決まったそうだ。
ちょうどきのう、昨年や一昨年の様子をサイトで眺めて、現在とは全く違うことに驚いていたところだ。私はひそかに売上も眺めていて、全ての月で大きく昨対割れしている。
 
私が今月末で辞めることは先月のはじめに連絡している。先月入った販売の人もやはり今月末で辞めると言った。その上、今日連絡をくれた人も翌月末で辞めることを伝えたばかりだ。とにかく人が辞めるお店のようだ。不振の原因も、辞めていく理由も見当がつくので、さもありなんと思う。
 
ただパートの人が良い人なので、お店が続く限り、たまに顔を出したり連絡をとったりできるだろうと考えていたので拠点がなくなるのは寂しい。
 
 
日経電子版によると「政府は高齢者が希望すれば原則70歳まで働けるよう環境整備を始める」とのことなので、私は75歳から80歳近くまで働こうと考えているけれど、そのためにはブランクを設けないことが大事だと思う。
予行演習として、毎日求人サイトを暗記するほど見ているけれど、なかなか厳しい。まず、年齢制限をつけずに地域と職種で検索すると数百件の募集案件がある。次に年齢制限をつけるとその数は百件を切ってしまう。
なかにはパートの年齢で時給を変えているところもあるので、酷い話だ。私は高校生と同じだった。これじゃあ、生きてきた意味がないような気がした。
 
就業しているときには、ここに行きたいという企業先が複数あるのに、いざ応募可能な時期になると、それがすうっとなくなるのは一体どういうわけなんだろう。まだ時期尚早だけれど何となく気持ちがざわつく。