角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

脈絡。

 

今週末に出発するけれど、この春の旅行は、小松から羽田に向かい、1泊してブルーボトルに行った。ちゃんと空港のヨシカミにも寄ったりしたのに、記憶が抜けて、東京には行ってないと思い込んでいた。今回は寄らないが。
 
びっくりしたのだけれど、今の職場の面接を受けたときは週に4日勤務を希望したはずだ。先方都合で2か所で3日という条件で雇用され、1か所辞めて、週1になった。
だから週1がちょうどいいというのも後付のおかしな話だ。

旅行との兼ね合いが難しいから、しかるべき年齢まで働いて、そのあと旅行する、と決めていたはずが、いつの間にかこんなことになっているので、それならしかるべき以上の年齢まで、このまま仕事をしていたって5泊6日までは余裕で時間がとれるのだから無問題ではないかと考えた。パートの定年制があるかどうか分からないけれど。
 
 
さて、本名は存じ上げないけれど、ブログネームはお馴染みであった人のサイトを見つけた。いつも静かで品のある文章だ。それで私は大いに反省した。私は自分の文章の強い癖のようなものが嫌いだ。嫌いだけれど、どうしたって自分の書く文章なので、逃れられない。
 
もう少し若い頃は、バカヤロウバカヤロウとか思いながらいったい何に怒っているのか分からないけれど、ただでさえ汚らしい文章に、わざともっと混沌させるようないい加減を放り込んだりした。そういうでたらめをこれが私だと言い切って憚らない体力があった。
 
このごろはなぜ自分はもっと穏やかで静かですっきりした文章が書けないのかと時々苦痛に感じる。何か猛々しいような乱暴なけだものめいた意識が残っているようで取り繕っても取り繕っても透けて見え隠れするのは、私がそういう人間だからではないかと思う。ちょっとやりきれない。
 
たくさん書いたら洗練されるんだろうか。たぶんされないと思う。理由は大体わかる。私には、脈絡というものがない。話の筋道を通せないから後口の悪い文になる。
だから少し続けてみようかと一瞬思ったけど、どうせ今週末に出発するんだし、と、言い訳も瞬時に浮かんだ。