角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

刺さることば。

 

電車の中で小学生に席を譲られたので動揺した。
 
荷物を持っていたのだし、もっとずっと若いときにも席を譲られて面食らったことがあるし。
と言い訳してみる。ありがたく腰掛けさせてもらったけど、こうやって自分だけが気づかないまま年老いていくのだろう。
   
自分に刺さるコンテンツがない、というはてなブログを読んだけど、私もそう感じる。映画は少し古い映画の方がより面白かった気がするし、今の音楽を聞くことはないけれど、もう何年も前につまらなくなったと感じてしまった。
それこそ小学校の高学年あたりから、「ポピュラーミュージック」を聞くようになって、ロックを好きになって、もはや音楽なしに私の人生はない、くらいに考えていたのが、いつのまにかなにひとつ聞かなくなった。
たまに古い曲をyoutubeで探す程度だ。
本だって、読める本とそうでないものがくっきり分かれてきた。
先日、ライ麦畑でなんとやらを古本屋で購入したものの、私は3ページも読み進むことができなかった。そのうち読もうと、すれちがったまま大人になったので、読む時期というのがあるのかもしれない。
 
ネットでおすすめ本の類を検索すると青年・壮年向けのおすすめ本のその殆どがいわゆるハウツーものや自己啓発本なので、それはどうなんだろうと思う。そういえば私もエクセルの本とか読んでたけど。
 
歴史を知らないと先日書いた手前、分かった方が楽しいかなと思ってamazonで探していたら、見覚えのある著者名があり、調べてみたら、中学校の同級生だった。友達のきょうこさんが、彼を好きだった。
 
 
今、週1で通っている運動教室で、私は「若い人」と言われている。
パート先では、販売担当の主婦が、「健康で、いつまでも働いてらっしゃって、すばらしいですね」みたいなことを言われた。このときも少し動揺した。私はこの次のパート先では日数を増やそうかと考え中だというのに。
 
微妙な年頃だ。