角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

しつこいかもしれない。

 

先月、無職になることを分かっていて水着を買った。キャップとゴーグルも買った。ところが、自分の調整のせいで泳いでいるときにゴーグルに水が入ってくることがあり、途端に不安になる。ワイパーなしの雨の日の運転のような感じだろうか。めまいのときの動揺にも似ている。
ゴーグルの目いっぱいに入るわけではないけれど僅かな水のせいで動揺して泳ぎまでがなんだかぐらぐらしている気がした。微調整が面倒なので古いゴーグルに戻ろうかと思う。古いので間に合うなら買うこともなかったが。


背浮きでバタ足をしていたら足が攣った。せっかくコースが空いているときに限って足が攣るのは悔しい。

 

帰りに道路一本隔てた公園に寄る。


密集しすぎて意味不明な写真になってしまったが、枯れた線香花火のようなかたちが愛らしくて良かった。ほんとにこの写真じゃ分からないけど。


家に戻ってホルデウムを検索すると、数年前に知った「リスの尾」と言う名の植物だった。他所で見て気に入り、何とか自宅でも育てたいと思ったがかなわなかった。あの「リスの尾」が枯れるとこうなるとは。
好きな物やことというのは形を変えてもやはり心に引っ掛かって素通りできない。


それはそうと、先ほどから植木鉢由来のコバエのようなものが飛んでいて、なぜ毎回植木鉢由来と書くかというとコバエには大雑把にいうと食品由来のものと植木の土由来の種類があり駆除の薬品も微妙に違うという話を知ったし、食品由来というのはなんとなく家事などのだらしなさを想起させると思うのでそうではないよとさりげなくアピールしているのだ。

で、その植木鉢由来のコバエ、かどうなのか小さくてよく見えないのだけれど、夏はいなかったのに今の時期に飛ぶ。あたたかい物を飲んでいればやってくる。甘い香りがすると寄ってくる。はらってもはらってもその辺にいる。ペットでもないのに。


昔、私がこどもだった頃の昔、秋になると蠅もコバエもしつこくなるねえと母が言った。季節や命も終わりに近づく頃という意味で母は言ったのだと思う。

 


私は最近しつこくなっていないだろうか。