角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

もう行かないなのか、また行かないのか。

 

夏休みの調整シフトにより、8月の前半は一日おきに仕事があった。お盆明けに一週間まるごと休みだったので、浮かれて計画しすぎて計画倒れになった。
天気がすこぶる悪く、ほぼ連日雨ふりだった気がする。
 
冬季は勿論寒いことを理由にし、夏休み中は子供が多いことを理由にし、プールに通う頻度が極めて少なく、では夏休みも終わったお盆明けといえば、やはりプールに行くことはなかった。天候のせいばかりでもなさそうだ。けれど、春先に新しい水着を購入したり、心肺機能が衰えていることもあって、「プールに通うこと」は私の宿題というか課題のようで、行かなかった日々に罪悪感がつきまとう。
 
もう行かないと決めてしまえば楽なのだけれど。
 
もう行かないと決めたのは、今の仕事の方だ。

どんな仕事をしているかと言えば、以前書いた通り。
厨房で作った商品を売り場フロアに運び、パックに詰める。そのうち販売担当のパートさんが出勤してくる。詰め終えるころに開店する。厨房フロアに戻り、容器や器具を洗ったり、フライヤーの油を濾したりしながら翌日の準備や補充、ゴミの始末、グリストの清掃をして帰る。売り場フロアで販売の人と顔を合わせる以外は全て一人作業となる。熱闘が切ないといえば切ないけれど、なにしろ一人作業はマイペースに進められるので個人的には大好きだ。
パートの作業を選んで以来、私が最も好きなのは、手順の合理化を考えることだ。
仕事自体は実に単純なことばかりだけれど、することや覚えることをとりあえず覚えてしまい、エクセルに落とす。で、日々の労働の後に、順番を入れ替えてみたりしてどうすれば1分でも2分でも作業短縮になるかを考える。これは誰に言われなくても必ずやってみる。というか、この自宅での時間こそが私にとっての仕事なのだ。毎回気の付いた点を修正しつつ、それでもひと月も経てば単純労働の場合は修正点がとりあえずなくなってしまい、時間の短縮もある程度限界が見えてくる。
そうすると飽きてしまう。継続しても更なるスキルアップがのぞめもしなければ、自由裁量権が与えられるわけでもないので、自分なりのゲームセットというわけだ。雇用側にとっては、ずいぶん酷いことかもしれないけれど。
 

「平成最後の夏」と言われて驚いていたけれど、その夏も終わった。
今の仕事は9月で終了し、最終の職場を探して就活する。