角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

輾転反側。

 
洗濯物を干す時に入り込んだらしい羽虫がリビングのガラスにしがみついている。
私のようだと思った。入りたがりの出たがりやなのだ。

えーと、いつもの小町で、見失ったのでリンクは貼れないけれど、独身時代に買った株がいつのまにか二千万の儲けを生んだのだけれど、妻に話すべきかというご主人からの投稿があって、なぜそんなことを他人に相談するのかと私は実に不可解だった。最終的に誰にも話さず安心の糧にする、ということに落ち着いたので私も落ち着いた。
 
私は別にパートの仕事をしている人をバカにしたりはしていないし、自分がおにぎりやカツ丼をつくるパートをしていることにも落胆はしていないのだけれど、それでも時々は、あまり活躍もできず活用もされずにこのまま終わるんだと思うとなんだか白けた気分になって、そんなときは例えばブロックチェーンの技術に詳しい自分にうっとりするとかしてみたいと思って、今までたくさんの外来語的新技術の言葉が去来したなかでは格段にブロックチェーンという「言葉」に心をひかれたせいもあって、いろいろ少し、ネットではあるけれど読んでみたらちょうど51パーセント攻撃という言葉を知って少し興ざめと思った矢先に実際に51パーセント攻撃を受けた事故がどこかで起きてしまったので、ああ「私の『二千万』」が消失した、と感じたものだ。

関係ないけど、せんとくんの「年収」が全盛期の3%にまで激減 という記事についたコメントで、せんとくんが、3パーせんとくんになった。と言ってる人がいて、そのまんまなんだけど妙に可笑しかった。
 
ええ、入りたがりの出たがりなので、私の仕事については輾転反側といった具合に。
 
そういえば、私と愚息は一年に一度も電話連絡を必要としないのだけれど、先日電話を寄越して、できた。と言った。さぞかし嬉しいのだろうと思うし、子どもが嬉しいことに対しては私も嬉しいので何の異存もないけれど、だからといって彼は私が孫フィーバーすると考えているらしいので、それは全く違う。
むしろ私は押し出しを食らったような気がしていて、それをこそ世間はおめでたと言うのではないか。
  
6月に降る雨の白さ。