えーと。私は大人なので、よく考えて「もう仕事はしません」と、ぎゃら社の彼女にメールしておいた。着拒などをせずに良かったと思う。
先日スーパーに買い出しに行ったら、ものが少ない上に驚くほど野菜が高かった。どうやら昨秋の天候不順のせいらしい。キャベツも大根も400円近い。こんなのは初めて見た。高くて売れないからか鮮度も下がっており、買わずじまい。工場産品のエリンギとかシメジまで心なしか高いのはなぜだろう。関係なくないか。
自宅に戻ってただちに熱心に水耕栽培の記事を読んだ。
でも、旅行で不在すると台無しになりそうだし、日照が足りないからＬＥＤ照明をつけるなど結構費用が嵩み、経済面だけのものではないとは思うけれど、お得というわけでもなさそうだし、夏になれば野菜はふんだんに出回る。
ひところ第五次産業とか六次産業とか盛んに言われていたけれど、どこに行ったんだろう。
ウナギも今年は極度の不漁とかで、多分水産資源はもう手遅れかもしれない、海洋的に。
きょうは、散髪に行った帰りに、まちのスーパーに寄ると大根が450円もして驚いた。それでも気を取り直して半本買った。小松菜とにんじんも買った。野菜があると何となくほっとして勇気が湧くようだ。
そういえば、ちょっとドヤ顔をしながら書くけれど、パートの人と話をしていて、若い頃は「かなり」モテたんでしょうと言われた。
私は殆どモテなかった。なにしろいわゆる女子力がゼロなのだ。おまけに愛想も愛嬌もなく配慮なく気遣いなく、思い遣りフリーという、私は木の股からうまれて木で鼻をくくった女なのだ。
中学校のときには、君のわがままは胸を打つとかなんとか言われたことがあるし、大学のときは、あなたの素っ気なさこそが魅力だと言われたけど、どれも誉められているわけではないと思う。
「ニコニコとおしゃべりしたりしないので私はモテませんでしたよ」とパートの人に言ったら、そういう無口な人がいいという人だって中にはいたでしょと言われた。
あぁ、でもどちらかといえば私は無口というよりも気難しいと言った方が近いような気がしてる。余計遠ざかってる気がするけど。
でもたぶん平気。生きる勇気が湧いてくる（笑）
なにしろ私は高額大根を半分保有している身分なのだから。
