角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

探る秋。

 
この時期、私は探りを入れる。


ネットにも毎年「もう暖房つけてますかという」トピックが載ってお互いを牽制するのだ。
陽がさす日中は良いのだけれど、朝と晩がもはや寒い。薄暗い上に寒い。でも10月はまだ秋なのだ。しかし室内で過剰な厚着をするのを、多分ドーミンは嫌う。私も嫌いだ。
 
ふつか続けて雨模様だったので、青空が見えた今日は、外にでる。エレベーターで同じフロアのご婦人と一緒になったので、すかさず、暖房つけてますかとお尋ねすると今月末までつけないと仰る。
それでは私も頑張ろうと思うと、でももう付けているお宅もあると教えてくれたので、迷う。
つけたいな。つけたいな。でも一度つけると後戻りはできないのだ。来年の春まで。
だけど、ちょっとつけただけで洗濯物は一気に乾く。つけたいな。明日は5時起きだからタイマーも使いたいし。
ちなみに室内の温度は今、20度ある。
 
先日、息子が来た時に、脚立の話をして、いつか転げ落ちると言うと、そんなに高いところに干さなくてもと言う。そういえば私が子供だったときも、息子が子供だったときも、洗濯ものはそんな高みにはなかったから、これは私の趣味のようなものか。
動物園の鳥類館で、オニオオハシはどこだろうとかなり探したら、天井に近いところ、ものすごく高いところからこちらを眺めていたけど、ウチの洗濯物はあれほど高くはない。
 
暖房の話に戻ると、ドーナイは各地で気候が全然違う。市内ですら少し違う。だから一緒くたには言えないのに、冬に関するとんでもない情報が蔓延しててうんざりする。
 
冬の夜は暖房を消す。つけっぱなしで寝たりしない。それは私の知る限りで一般的なことだ。木造平屋の古い住宅にいた子供時代だってそうだった。第一そんなことをしたら暑くて眠れない。
タイマーで起床前に点火するのも私は去年、うまれて初めて実行した。
あと、マンションであれば水道は凍結しない。
 
灯油オンリーの暖房費は昨年10月から今年4月まででトータル18,532円で済んでいるから、オンシーズン7か月で割っても月に3千円かかっていない計算だ。在宅デフォで。それは拙宅が狭いせいもあるけれど。一戸建て住宅で、お部屋も数があって広くて、家族人数も多ければ、またそれなりに費用も嵩むのだろうけど、独りはこんなものだ。
 
何をむきになっているのかというと、寒さは暖房で解決できるけれど、暑さは冷房では解決しきれないと私は考えているので、なんでも仙台止まりで以北がないような扱いをされると、快適ですから、と暮らしやすさアピールをしてみたくなる。
でも旅行先にはあたたかさを求めてしまう。
 
家計の話は、私が面白いので、また今度書いてみます。