角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

まるごと1本

 

まるごとバナナという洋菓子があって心惹かれる。
 
予告通りハードのカバーを外して、埃をはらうとパソコンは快適に起動した。その静けさといったら、ミミズクが滑空するごとくであった。
 
次、キーボード。魚の骨抜きがとても役に立った。ファンクションキーはピンセットで。これはもう大変な汚れ方で、なにしろシャープペンシルの芯がまるごと1本入っていたりする。驚いた。
こちらは無水エタノールやメラミンスポンジを用いてきれいに終了。
 
約2時間所要した。途中、キーボードの汚写真を撮って、充電しようとしたら9.12と画面にでていたので、ああ9月12日だ、秋だなあと思う。見ている間に9.13に変わったので、時間だったのだと気付く。もちろん毎日そんなふうに勘違いしているわけではなく、今日は9月12日でも通用するあたたかな晴れの日だったからだ。
 
あんまり気持ちがいいので、気持ちが悪くても行くときは行くのだけれど、午後から白石区の図書館へ。帰りにコメダに寄ろうとしたけど何人も待っているので諦める。
大通で降りてハンズに寄って帰宅。コンビニに、まるごとバナナがずらりと並んでいて心惹かれたけど、汗ばむくらいに暑かったので明治リッチバナナチョコレートアイスバーを買う。
 
けれど、秋の日は短く、陽がかげると部屋の中は寒くなるのだった。
無理やりアイスを食べると本当に寒くなったのでお風呂のしたくをする。 
 
実は、ごはんを食べたくない。少し反抗的な気持ちになっているのだ。
なぜなら、新米で炊いた白飯が美味しいので、麦ごはんを炊く気持ちにならない。
最初こそ物珍しさでなかなか味わいがあると思ったし、第一、お昼に十分な白飯を食べるよりも十分な麦ごはんを食べる方が食後眠くならないことに気がついたから、習慣にしたのだけれど、どう考えたって、白飯が美味しい。
昨日はひさしぶりにお櫃まで使用したので余計に美味しく、だからそんなにいいなら白飯に戻ればよいのだけれど、きっとそうすると白飯に慣れてしまってありがたみは薄れるに違いない。そんなわけで、自分のわがままに付き合うのも収拾するのも私しかいない秋の夕暮。