角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

炭酸の夢。

 

バニラアイスにパッションフルーツをかけると「夢のように美味しい」という一文を見てしまい、翌日、本当に急いで、果物を買いに行った。近隣スーパーには置いていず、少し遠くまで足を伸ばすのだけれど、そこの店は売り切れが多いのだ。
 
夢のように美味しかったです。
 
追熟の足りないのをそのまま食した時には酸味の記憶しか残らなかったけれど、香りが良い。立ち止まって、立ち去りがたい香りがする。
奄美に行ったときに地元の人に、もう少し早くきたら時計草が美味しかったのにと言われたが、もう少し早く行けばよかったと今、思う。
 
 
さて、水を飲もうとある日思いついた。
 
ペットボトルの水が良いのか、お茶ではいけないのかとか、さまざまを考えて簡易な浄水器を取り付けることにした。まずは自分ちの蛇口がどんな形式なのかなんて、一度も考えたことも調べたこともなかったので、そこからはじまる。しかるのちに購入したものの、現在の蛇口部品を外すことも含めて、取り付けを一人でできるものかと、はなから諦めているところがあって、箱を開けずにしばらく眺めていたのだが、気を取り直して、朝から着手。簡単に取り付いた(笑)。
 
もひとつ組立案件があって、それも非力な自分にできるものかと、こちらも箱を開けずに数日眺めていたけれど、無事完了。
 
結構、嬉しい。
 
何をそんなに臆病になっているのかというと、記憶力とか読解力、判断力、手先が、という問題ではなくて、ただ単に視力なのだった。むやみに小さい文字の羅列は全く情報たりえず、ただの嫌がらせに思えるこの頃だった。目が辛いので文庫本の活字よりも小さいものは避けてしまいがちだが、きちんと読まないで、分からないままに済まそうとすると、生活が委縮していく気がする。
 
パソコンなら見たい大きさで見ることができるのでありがたく。尤もデフォの大きさで今のところは済んでいるが。
 
美味しいかどうか、実のところ自分には良くわからないけれど、ほんのちょっといい水ができるので、あとはソーダストリームがあれば素敵な炭酸生活が送れるに違いない。買わないけどね。