こう暑いと、いろんなことがどうでもよくなったり、あるいはよくなられたりしているんだろうなと思う。
ジャコメッティ展に行こうか、行くとしたら８末、と考えたけれど、暑いと眠れない。何月にどこにでかけても暑くて寝苦しい目にあうことが多いのはなぜなんだろう。東京のプロの人はクーラーをつけておやすみになるのだろうか、検索しても良く理解できず、そういう習慣もないし、あっ、クーラーがないんだった。で、自宅では暑いと輾転とするばかりで寝不足するのだった。冬だって暖房をつけて眠るなんてありえないのだ。
東京のホテルで寝苦しさをどうすればいいのか私は分からないのできっと行かない。眠る力も弱くなってしまい、うまく７時間なり８時間なりを一眠りすることが難しいことがある。
8末に行くなら秋の旅行はとりやめにしなきゃならない。その秋だって、なんだか近頃の私は面倒な気がする。
本日は朝から長沼の温泉へ。私は国内しか歩かないので他国のことは知らないけれど、北海道はなんだか広いなとバスに乗ってて思った。ずっとずうっと道の先が見えるのだ、ずっと。
夏の露天風呂もまた良いものだ。お湯をなめたらかなり塩辛い。何度も通っていながら今日はじめて知った。
飛行機が飛ぶのを見た。ここは基地のまちだ。お湯につかっている間に5つも6つも飛んで行った。平日の午前中は近隣の高齢者くらいしかいなくて、どこもかしこも広々として、寝転んで本を読んで、少し眠った。
農産品の直売所でメロンを買った。帰りのバスの中も地下鉄もメロンの香りが強くて照れる。どこから見てもメロンな私になる。メロンが大好きなのかと言うと、別にそうでもなくて、むしろ西瓜ラブ。けれど旬のものには福があるのでシーズンに１度か２度は購入する。今年はもういいや。
分かり切ったことを、少しどや顔で書いておくと、今月の頭に荷物整理をして本をネットで売った。30数冊程度の極小規模なものだけれど、すごい勢いで売れて、ほぼ毎日郵便局に通った。あとわずかに残っているのはもしかしたら売れないかもしれないけど、この快挙は、前回もそうだったけれど、きれいな本を安く売ればいいだけだ。当たり前だ。そして可及的速やかに発送するに限る。だから日に２度郵便局に行くこともあるし、土日の時は土日対応をしている郵便局まで出向く。私が逆に購入するときは、梱包が多少雑であろうと無問題で、とにかく早いのが嬉しいからだ。
売れて行った順番もほぼ予想通りで、資格関連のテキストや問題集、ノウハウ本などからさばけた。スペイン語検定のテキストもあっというまに売れた。なにゆえそういう本を持っているかというと、買ったからだ。買っただけで中を開いてもいない本が多数あったために、テキストや問題集は全部そうだけど、状態は「ほぼ新品」なのだった。
気分で本を買うのはやめよう。
英英辞書もあって、これは間違って買ってしまったのだった。届いてから単語をひとつ調べたら載っていないので外国の辞書は網羅性が低いのかと考えたりしたけど、次の単語もまた載っていないので、ようやく西-英の辞書ではないことに気が付いた。
メロンはおいしかったです。半分食べました。
