角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

今日は何を見る。

 

某ボランティアの選考に受かってしまい、辞退する気満々でいたのにいざ受かってしまうと、なんというか、知的好奇心は満足すると思うので、どうしたものかなあ。
 
仕事をしなくなったら、ボラだけが「お役立ち行動」として残るのでそれは結構なことだけれど、このところ少し続けている小さな勉強がむしろ趣味になってしまうのも少し癪な気がする。
 
昨日は、あのギャラ社の彼女から電話がきた。まる一年経つ。相変わらず人が不足しているので、手伝ってくれないかという話。もうさんざん私の悪口を言ってたはずだし、私も彼女の悪口はさんざん言った。けれど、まるで何事もなかったかのように1時間はたっぷり話をしたので、私が彼女の役に立つうちは彼女は私を好きなんだろう。
 
彼女は私と正反対の、イタリアン的肉厚美人なので、どうにも悪いところは百も承知だけれど、決して心から嫌うことができないでいる。レズっ気は皆無に決まってるけど。
人が慢性的に不足なのは、間違った採用をして間違った育て方をするからだ。そしてお金を出さないからだ。
 
彼女は多分、仕事の面で私に一目を置いたり頼りにしていながら、私の振る舞いの点で、ある意味私を蔑視しているところがある。例えば、私は、食卓にランチョンマットとか箸置とかが通常仕様であることを知っているけれど個人的には屋上屋を架すようなことは嫌いだし、普段の食事に箸置きは使わないし、それは私の意思なのだけれど、彼女は物やスタイルや体裁でエレガンスや上品を繕えると考えていて、私の肩を押さえつけて自分が浮上する、ようなところがあって、その辺が彼女の到達したいところなのだと見え隠れするのは私は哀しいと思うので、彼女を嫌いにはなれないのだ。
 
話をできたのは嬉しかったし、私の方はやっぱり八方美人なのであたりさわりなく、考えてみるよと返事をしたけれど、ボラの講習もあったりすると、時間を捻出できない。
彼女が、というよりは中にいる人たちが少し気の毒なので私にできることがあれば、という気持ちも少しあったけど、また元のような嫌なことを繰り返すのだろうと予測がつくので、ギャラ社とは関わらない方が利口な選択なので、ボランティアを口実にしようと思う。
 
本当は今、netflixで忙しいのだ。愚息がオススメとかメールを寄越したので、ずいぶん迷ったけれど登録した。なぜ迷ったかというと、私は夢中になると夢中になってしまうからだ。この2週間足らずで、グリーンマイル、バタフライエフェクト、Life is beautiful、最強のふたり、グッドウィルハンティング、ガタカ、I am Sam、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン、インセプション、最高の人生の見つけ方、フォレストガンプ、きみに読む物語、レナードの朝を見た。私なら、一日2本くらいを、かなり毎日見続けることは可能なのだ。
 
さすがにまずいと思ったけれど、では読書はどうなのか、と考えた。読書に没頭するのは良くて映画を見るのはダメなんだろうか。どうなんだろう。とりあえずなんとなく自分がこわいので、netflixは退会したけれど、8月中くらいまでは見放題なので、今日は何を見ようかな。