ずっと以前の、何度か日記に登場したカリスマ社長の話だけれど、社員が風邪で熱があるといっても容赦なくでてこいと言うような人間で、その代わりクライアントと飲んで二日酔いで休むというと、よくやったと褒める人だったという。そんな話を何度か聞いたことがある。
私はその手のタイプは大嫌いなのだけれど、例によって、ギャラ社の代表者Ｃさんは自分が彼に似てきたかもしれないとかいう。誰が誰を信奉しようと勝手なので構わないけれど、やたらと正義をふりかざす人だったと思う、そのくせ嘘をつく人間だから私は彼を信用したことがない。
毎日拘束時間が長いので、帰宅してからは自分自身の仕事のホームページを充実させる時間もなく、仕事が仮にあったとしても受けられる余裕もなく、忙しくて草臥れながら不安は募るばかりだ。ギャラリーの仕事は面白いとはいえ、自分の好きな企画しかきっと好きではないし、販売には興味がないから会社的には役立たずだ。
6月のイベントの仕込みにも関わっているけれど、今回初めての飲食店営業と食品販売の臨時出店をするため、保健所申請が必要になり、それで「保健所に行ったことがある」というだけで、そこらへんを自分がすることになってしまった。イベントは全く好きではない。その6月のイベントが終わったら、一番長く勤務している20代の男性スタッフが退職すると言い張っているので、また人探し騒動が始まるに違いない。人が定着しない理由を少しは考えても良さそうなのだけれど。
彼女とは昔は時々居酒屋に行ったりしたけれど、何年か会わない期間があって、どうしてだろうと考えたら、私に用がない期間なのだった。私は私で仕事の支払いがなくて二度と会うもんかと考えていた期間なのだった。
だから、我々の気が合うのはただひとつ「友達」とはお互いに呼ばないということだ。例によって何の未練もなく私は去ることができるんだろう。
4.5.6日は出社するし、連休後の旅行もかなわなかったから、今日は鉢物の植え替えをして、ようやく暖かくなったベランダに鉢を出した。遠くから届いたヒカゲヘゴもある。奄美大島でみたあのヒカゲヘゴになるかなぁ。クワズイモも買った。それからバオバブの小さな苗も買ったのでジャングル化計画は実行に移された。
ああジャングルで思い出したけど、この前、地下鉄のところでピラニアそっくりのお婆さんを見た。本当にそっくりだったので、こわくて逃げた。
