角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

春のありがとう。

 

新年会を企画しなかったし、今年に入って調理師仲間(笑)の誰とも会っていないので、そろそろ何かしなきゃいけないと考えていたら、カヨさんからメールがきて、あやちゃんが就職で本州に行くから送別会をしてあげようと言う。
 
私のほうは、すでに蕎麦店での会合を想定していたので、我々の勉強会のゲストという形になる。あやちゃんというのは、ずっと以前に日記に登場した、着てくるものの露出度が半端なく高かったり、遅刻はするわ、失くし物忘れ物は多いわ、バイト先がキャバクラだったり、という子だ。
昼間の短大と夜間の調理科をかけもちしている短大生だったのだけど、3月にみんなと一緒に卒業できず、たしか少し遅れたはずだ。
 
ただ性格が悪い子ではないので、みんなに気に掛けられていた。
 
店長に予約メールをしておいた。私は、今にして思えば大変貴重な体験をさせてもらったので、なるべくたくさんで行って恩返しになればいいと思う。
 
年金氏が電話をくれた。私が動かないと何らの会合もないのだと言われた。たしかに少人数であっても参加者集めの連絡と、店と双方向の日程調整は面倒だし、店の選定も面倒なものだから、もうやめようと思っていたけれど、どうも続くっぽい。
 
私が事前作業をこなし、当日の簡単な乾杯のあいさつは勿論私ではなく、それは年金氏の役回りだ。で、私は電卓とお釣り用の小銭を用意して行くだけで、計算なんかはしない。それはカヨさんに任せる。だから結局みんなで作っている、ということになるのかもしれない。
 
私は、案外しあわせなのかもしれない。
実は何もかも全部楽しかった、と言って逝けたらいいなと、さっき考えていた。ほんとうに全部楽しかった、おもしろかったと言えるに違いない。
 
だから私は、自分の人生をこんなに楽しくしてくれたヒトやコトに対してこれからずっと優しい気持ちでいれたらいいなあと思っている。ときどきは気持ちが荒れることもあるけど。