角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

自慢の箸袋。

 

自慢アイテムだ。自慢というよりも、これこそが私というくらいの。私は以上でも以下でもなくて、そういうふうに考えて、こんなことをする人間だ。自分で自分を好きになる部分があるとすれば、こういう部分しかない。
  
と、騒ぎ立てるほどの大したことではないけれど、お品書きは目玉クリップをホルダーにしているし、箸袋はただ正方形のポストイットを折っただけ。ゴム印を作ってスタンプしてある。イカの耳のようで、自分としてはとても気に入っているけれど、なかなか気づいてもらえない中、長いつきあいの元の仕事関係者は、私らしいなあと言ってくれた。
  
お品書きは毎日更新する。時価があるからだ(笑)。といったって料亭や割烹の時価のようなおそろしいことではなくて、ほっけの仕入れ値が違ったりするのを反映させている。安いときは安くするのだ。そのほかのものだって、ほぼ気まぐれに作っているので、あったりなかったりする。
  
電子レンジがないから冷凍品をすぐに解凍して使うこともできないし、どのくらいを解凍するかも考えどころだ。せっかく解凍して売れなかったら、捨てる羽目になる。レンジがないとお惣菜のあたためなおしもままならない。ごはんはおひつに入れているので、これも時間経過で冷め放題だ。
じゃあ電子レンジを買えばよかっただろう。というわけにもいかない。置き場所がない。レンジで温めたものが嫌いだという人もいるし、いろいろ昨今はレンジ加熱についても取沙汰されているから、常温で召し上がっていただくか、蒸し直したりする時間も楽しんでいただければと考えている。
   
  
休みについては、飲食店はオープンしてからしばらくは休むものではないとか、週に2回も休むのは非常識であるとか、さまざまなことを言われているけれど、睡眠を削って老体に鞭打って肉体を酷使して仕事をして、それは売上とは何の関係もなく必須な労働であるけれど、それで身体を壊したら、では、常識が私の人生を保証するのか、私の人生の責任をとってくれるのかというと、そんなわけはないので、だからそんなところで「常識だ」なんて言い出すのはどうかと思う。少なくとも私は言う事を聞かない。
 
 
出汁巻きは、しばらく練習していないし落ち着くまでメニューから外しているけれど、知人がきて出汁巻卵を注文した。とっさにメニューにないからということで、別なものにかえてもらったけれど、そのあとサービスで出そうとして大失敗した。これは即効で廃棄し、再度挑戦してきれいなものをお出しできた。一度to orderで焼く自信をつけると後が楽だと思う。
 
きわめて散漫な日記になったけれど、まあいいや。自分の備忘な意味もあるし。
 
そんなわけで、書きたいことはたくさんあるけれど、自分が休みの時くらいしか更新ができなくなった。