角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

トマトの花が咲かないけど、

 
朝顔が咲き始め、連日それはそれは美しい花を咲かせる。新規に購入した種なのだけれど、今までに見たこともないような溜息の出るような美しい花なので、きっと飼い主の本性に似るのではないかと思われる。
  
店の掃除をしてると、燃料屋さんがきて、いろいろ話すうちに、ずうっと前のOL時代の会社に出入りしていたメーカーの営業さんだったことが分かり、なつかしい話をした。
  
飲食店に関しては、プロパン屋さんも随分と貴重な情報を保有しているようだ。
その人が、ランチをやらないのかと聞く。いろいろな人がランチをやるといいと言うような場所なのだけれど、私は朝でも昼でも、いつのご飯であれ、作りたいとは考えているので、そういう話には心惹かれるけれど、そこは欲を出さずに自重するところではないかと思う。
 
 
私は超絶買い物下手なので、モノは買いたくないほうなので、もう嫌だ。遠くの専門店まで出かけて、せっかく来たのだからと商品を選び、持って帰れないからと人頼みをする。それなら通販サイトと同じだろう。今回の通販はamazonと楽天、それと個店サイトをいくつか利用したけれど、通販は有り難い。にしても、やはり送料は大きい。
  
全てを店着にできればまだいいのだけれど、ポータルサイトでの買い物は個店から発送になるものも往々にしてあるから、五月雨式に到着するため、やむを得ず自宅着とした。
それをまた店に運ぶのに運送料が発生する。便利屋さんに頼む頻度も抑えたいので、手押し車、というかカートも購入した。
  
なんだか非力であればあるほど経費がかさむものなのだと思った。開業を知ってる人たちは「何かあったら手伝うからいつでも言ってね」みたいなことを言うけれど、そういうのは勿論全部社交辞令なのであって、ただのひとりとして車を出してあげるよ、とかは言わないものだ。まあ、そういうことを頼めない性格だから仕方がないのだけれど。
 
うん、実にそうなんだ。
しかたがない、しょうがない、で世の中を流れていくしかない時だってある。
  
朝、信号待ちで遠くから見たホテルは、最上階にプールがあって、扉を抜けるとジャグジーがあって、ジャグジーにつかって見上げるのは月のある夜空だったり、白い雲が浮かぶ青空だったりした。その時と今とを比べて、気分がどうか、といえば別にどうでもないのが私だ。
  
そういう生活がいつまでもあると思っていなかった上での贅沢だったし、できるうちにやりたいことを、というのが、だからこその信条なのだ。で、本当にあのころが楽しかったかといえば、贅沢ではあったけれど楽しさの度合いはいつも同じくらいだと私は思うんだけど。
 
ああでも、この状況で毎日すごい買い物をするのは脂汗が出そうです。
なにかで読んだけど、無収入で預貯金を取り崩して生活していくのは、通常の人間には耐えられないことだと書いてあった。私は「生活」の上に買物付きなので、これはもう。
 
朝顔があんなに美しいのはそういうわけだ。やけを起こしてるんじゃないのかなあ。