つつがなく鯵お造りの技術試験が終了したこととは関係なく、最近何度もyoutubeでE.YAZAWAを聞いてたら、頭の中に「WHY なぜに～」が住みついた。
さて。かつての得意先社の営業さんにYAZAWAの大ファンがいた。で、ヘアスタイルを含めそういうスタイリングだった。
長身の上に、かなりいい男だったので、よく目立ったし、地頭が良いから人気者で、社内外でやんちゃをしていたのだと思う。
この人の原稿は必ず赤いボールペンの文字だったのでロケンローラーはさすがに違うと思った。
会社がやや少し傾き始めたころ、彼は、自分が社長に可愛がられているのを分かっていて、会社を辞めたいと社長に切り出した。なぜだと問われて、お金がない、というようなことを答えると、すかさずあのカリスマ社長はその場で結構な枚数を渡したらしい。
しばらく経って、ふたたび彼は会社を辞めたいと社長に話した。
社長は「そうか わかった」とだけ言ったそうだ。
彼は会社を辞めた。
この話がいろんな意味で面白かったのでいつまでも忘れないでいる。
そうそう、忘れない、といえば特にこれからは忘れないようにしようと思いつつ、忘れやすいのはあれだ。「合格」とか「必勝」みたいに紙に書いてそこらへんに貼っておいた方がいいと思うんだけど。ゼロ点補正みたいに、そこを基準にものごとを考えるといいと私は考えている。人生が一度きりだということを。
私の一回戦の本番がだんだん煮詰まったり脂ぎったりしてるんだけど、えーと、旅行に行きたい。ひこーきに乗りたい。
「つ」にてんてんだったか「す」にてんてんだったか確認しようとネットで調べたら、ほおずき市がでてきて、ついでに朝顔市も見てしまい、もうものすごく行きたい。浴衣、着ないけど。
私は東京のことはまるで知らないけれど、なぜ東京の一部にかくも懐かしさを覚えるのかと人と話したことがある。子供の頃のテレビや映画などによる刷り込みなのかもしれないね、と結論した。だから、きらきらしたところには全く興味がないけど、東京は好きだ。
東京が好きだと言うと、田舎もんまるだしみたいだけど、そのとおりなので東京が好きだ。WHY なぜに。東京には大切な人が住んでいる。
