角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

たたなかった。

 

あなたの大根は立った?ちゃんと立った?とか、立ったけど持続しなかったとか、そういう話をいっぱいした。
 
今日の日本料理の実習は試験要領の説明と本番さながらの練習をした。
大根8センチが素材。皮をむいてからカツラムキをして、まな板の長さになったら、けん妻にする。けんには縦けんと横けんがあるけれど、試験は縦けん。それを水にはなしてから、箸ですくって、さくっとまとめて鋭い三角錐にして皿に立てる、しかも2つ。というのが課題。もちろん制限時間もある。
 
白いポリプロピレンのまな板の上で、私は大根を見失ってしまう。この分だと烏賊も見失うんだろうと思った。当然、わたしの大根は立たない。一度立ってすぐ崩れて落ちた、なんというインポシブル。本気で練習しなきゃ。
 
きのうは自由が丘のイタリアンレストランのシェフ、アンジェロ・コッツォリーノ氏を講師に迎えた特別授業があり、引き続きの実習でワタリガニのタリアテッレをつくる。ワタリガニは初めて食したが、濃厚な味わいがとても美味しい。各班に1つのカニが配られると、そういう面倒そうな食材は、さりげなく私に手渡されるので、容赦なく甲羅を剥いだ。
 
その前はやはり特別授業で製パン実習があり、ミルクフランスとベーグルを焼いたが、私はパンに全く興味がないので、どうでも良かったけど、何となく焼けてしまい、固かったので、フランスパンやベーグルなら立たせることができたと思う。