角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

出張記録を簡単に。

 
腕時計ってどう使うのか分からなかったけれど、仕事的に必須な局面があり、ひとから借りて凌いだが、どうやら腕時計には中毒性があるようで、返却しても、腕をちらりと見るようになり、困った。
 
腕時計は便利なのかと、バイト1号君にメールすると、なかなか便利とのこと。かつ社会人には必須なので、社会人3回転半のようなワタクシは、持ってないと変だとも。
 
変かどうかは、腕時計のせいばかりではないと思うけれど、いたたまれずに腕時計を買った。
 
どういうわけか名古屋で物色した。札幌にも腕時計は売っていると思うし、東急ハンズもあるけれど、名古屋の東急ハンズでSKAGENを買った。
 
それで、名古屋滞在は前泊したにもかかわらず、どこも見ていない。どこにも出かけていない。出発があわただしかったため、数の足りないソックスを地下街で買ったり、美味しい珈琲を飲んだりして名古屋は終了した。たまたまタクシーを利用する機会があったが、運転手さんに札幌からだというと、熊が出てるんでしょ、と言うから、バス停でバスを待ってたり、コンビニにいたりするのだと教えて差し上げた。名古屋は親しみの持てるまちだ。
 
新幹線のぞみで新大阪へ。
 
三人掛けのシートの端にいる私の腿を、触ってきて、そう、もそもそと触ってきて、
おばあちゃんが飴を3つ私の手に握らせた。新大阪でおりる私に「もう降りんの?」と
関西イントネーションで聞いてきた。
 
この時私は、大阪と新大阪の違いを全く理解していなかった。しんどかった。
大阪は仕事絡みの段取りで高級ホテルに宿泊した。
 
「飴ちゃん」をいつポケットにねじこまれるか分からない恐怖におののき、そそくさと空港に向かう。
ずいぶん時間があったけれど、どこにも行かず、本を買って、読んで過ごした。
 
もらった飴は、もちろんおいしくいただいたけど。
 
飴といえば、5月に奄美に行った時も、タラソテラピ行きのシャトルバスの中で、キャンディの袋が後部座席より回ってきて、私にもおすそ分けをいただいたので有難く頂戴し、そうすると、隣の席のご婦人とも話が弾んだ。奄美は、人々は話したくてたまらないご様子だが、とりあえずは、そっと様子をうかがうところがあったように思う。
 
前回といい今回といい、飴には驚愕だ。
 
周りの人に聞かせたお土産話の中でも、最も受けた部分であった。
そういえば、新大阪で新幹線を降りたとたんに、構内売店に「面白い恋人」というお菓子があったのでああ、大阪にきたんだなと実感した。
 
 
※札幌のお土産菓子に「白い恋人」というのがあります。