角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

春待ち(笑)

 
いきなり引用。―― ある日、中学生だった僕は初めて行った床屋で「中学生ですか?」と聞かれたので、なるほどそういう髪型があるのかと思い、「それはどういうものですか?」と答えたら、なぜか床屋の親父は黙ってしまった。――
 
これを乗り物の中で読んでしまい、噴き出すところだった。
 
 
先日の大雨の日、借りたものは耳を揃えてお返しするのが人の常であると思い、借りた七冊をリュックにつめてドーリツ図書館へ。mujiで買った秋のチノパンが無残に濡れた。
  
ここから直接借りたものは、ここに返してくださいと言われたので、まちに返却ポストみたいのはないのかと聞くと「さっぽろとはちがいますっ。」と仰った。
 
地下鉄を終点まで乗って、そこからさらにバスで20分以上かかるので、少し面倒だと思うけれど、遠いところをせっかく返却しにいって、手ぶらでもどるのも勿体ない気がして、ついまた借りてしまうから、エンドレスになりそうだ。どこかでけじめをつけたい。そうすると冬から春までの数か月の本生活をどうしたものか。中央図書館は来春3月末日まで閉館予定だから、長い。早く春にならないかなあ。
  
 
そういえば今日は、たまに確認のためにアクセスする金融機関のログインができなかった。私の落ち度なのだけれど、パスワードを失念した。
失念というよりもドロップボックスに保管してあるのだけれど、何か間違いがあってもすぐにはダメージを受けないようにと、パスワードそのものを記録するのではなく、一部のみの記録で、あとは思い出せというスタイルにして、今まではそれでアクセスできていたのが今日は、思い出せなかった。
書いてある番号が何の番号か分からなくなった。危険だろうか。
 
ヘルプデスクに電話すると、とてもわかりにくいことを言われてしまい、これも多分私の理解力がなくなったせいだと思うけれど、よくわからないので困ってしまい、一旦電話を切らせてもらい、良く考えて、よくよく考えて、面倒なので解約することに決めた。
金融機関に落ち度はないし、私がバカなせいなのだけれど、それにしても分かりにくいことを、聞き取りにくい声で言われてしまったので、解約の原因なんて意外なところにもあるものだ。私はなかなか短気なのだった。早く書類がこないかなあ。新規の金融機関はもう決めた。
 
 
まあ、こんなふうに、わたしは時が過ぎるのをいつも待っていて、待っている自分に気がついて時に愕然とする。今日や明日が矢のように過ぎさっていくのを待っているのだ。
 
明日は髪を切りに行こう。