角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

旅の続き。

 

で、出雲市で2泊して何をしたかというと、何も。
 
1日目は倉敷をお昼に発って3時間くらい伯備線の列車にゆられ、着いた出雲は本当にいづも雨降りだ。
雪が混じって大変寒く、駅前で柿を買って温泉ホテルでじっとしていた。
 
2日目は大雨だったけど、山陰本線に乗って日本海を見る、という今回の旅目的のひとつをきちんと果たした。昨年石見銀山に行くのに大田市でバスに乗り換えたけれど、今回は大田市までを往復してみた。日本海見たさに。
 
雲の中にいるような感じはさすがに冬の雨降りにはなかったけれど、満足した。
着いた大田市も激しい雨で、とくに市内散策などの目的はなかったため、駅近くで珈琲を飲んだ。あとは温泉。
駅前のスズメの木は葉をすべて落としており、スズメも寄りつかないのだった。やはり行くならスズメと新蕎麦の時期がいいようだ。
 
列車やバスの中から見る景色にことごとく柿や何か知らない柑橘の木があるのは何度見ても見飽きない楽しさがある。拙宅の地域にはそんなふうに半ば勝手に結実する樹木がないためカルチャーショックというかアグリカルチャーショックなのだ。
 
ビニール傘を離さず羽田に向かったけれど、東京も結構な雨降りで今回はほぼ全行程が雨の中だった。
  
自宅に置いて行った柿は、旅の後で熟れはじめた。干していった柿は残すところただ1つとなり、年内に、いや本日中になくなる模様。
 
本日は、若干の買い出しをして、一日中、台所仕事。蕎麦の「かえし」はもっと早くに作っておけばよかったと反省。1週間くらいは寝かせたかった。
ゆりねのきんとんを作った。小さく茶巾にしたので、ひとつ味見をしたくてたまらないのだけれど我慢する。どうして私はこんなにのんきにのんびりしているんだろう。不思議でたまらない。ちょっと呆れる。