角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

再会の幸福か。

冬になりたての頃は、凍った道をこわいと思ってそろりそろりと歩くけれども、すぐに慣れてしまう。気を使って歩くことに飽きたり疲れたりして、転んだって別にいいじゃないかと思うようになると冬も真っ盛りということになる。

今日もずいぶん寒かった。おそらく毎日そんなことを綴るはめになる。
今日も眠れなかったという母に対して私は共感の言葉もかけなかったが、寒さは共有できるので毎日同じような言葉を同僚と交わす。私も一人前のパートのおばちゃんもしくはおばあさんになった。


今日は昼からの仕事だったので午前中に慌ただしく小豆を煮て粒餡を作った。
切り餅を早めに消化する計画だ。餡を作ったことなど仕事中にすっかり忘れてしまい、帰宅して冷蔵庫に餡を見つけて嬉しかった。一旦忘れ去ることが再会の幸福度を高めるということか。知らんけど。

さて私はリンゴを持っている。
リンゴはいつのまにやら高級フルーツ然として高価になってから食卓から遠のいた。
子供の頃は珍しくもない地味な果物というイメージがあったから、大好きと感じることもなかった。
けれど、ああリンゴが食べたいと思う日が年に数回あるので数回は購入する。
リンゴと金柑のジャムが最高に美味しいので金柑が出回る頃と、タルトタタンという文字が目につく頃だ。
先日からリンゴリンゴリンゴと考えていて1つ買った。
タルトタタンといえばたいそうな響きがあるけれど自分でそれらしいものを作ってしまう方が早い。明日のお昼に作って紅茶も淹れよう。と思うと何だかはりきってしまい明日は早起きする。

毎日早起きですが。