角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

スナップエンドウだったのに。

 

満月八分のような良い月がでていた。
独りブラックの私は、ソラマメというほどではなかったけれど、スナップエンドウがキヌサヤになったかのように、痩せてしまったので、今まで窮屈だったものがくるくる回るほどになった。
 
夜営業では生存できないのが決定的になったので、昼の営業を模索しているところだけれど、できれば辞めたい。ただちに辞めたい。
管理会社の人たちは、まだまだもっと頑張れと言うし、ひと月やそこらでやめさせないよ、と冗談口で言うけれど、そういうのは最も苦手な言葉で、そんなことを言われると文字通り何もかもかなぐり捨てたい気分になる。
 
いつも書いている最中に必ずマウスを持ったまま眠ってしまうのでなかなか捗らない。お風呂に入ってもお湯に顔がついて、目が覚めるような状態だ。
いちにちに3度食事をとったり、夕食の後でお風呂に入ったり、本を読んだり、といった普通の生活は遠のいた。

店を始めて以来、自宅でご飯を炊いたことがない。家にある米は店用の米だ。山ほどの洗い物をさんざんこなして帰宅すると、立っているのもしんどいし、全く炊事なんかはしたくないし、そんな時間にも帰れないので、あと2キロ痩せたいと願ったことが叶ったというわけだ。計測していないので実際は何キロ減量したのかは分からないけれど。