角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

秋近う。

何日かの日記に、茶は苦い濃いが好きだと書いた。
補足すると、珈琲ならば、もちろん深いりだ。

さておき、「朝一でする仕事は、ヒルメシをどこで食べるか考えることだ」といった知人がいたけど、私も、お昼ごはんに時間を割くことができる日は、11時には検索を終えてスタンバっている。

あたりもあれば、はずれもある。
本日は、あたり中のあたりだったが、性格が悪いので店名を書かない。
うん、すごく美味しかった。

先日お客様に、体は大丈夫かと聞かれたので、何一つ悪くないと答えたら
「ああ性格だけなんだ」と、しみじみ言われた。

札幌中心部は、再開発で素敵になった駅前が素敵以降で賑わいを取り戻し、さらに大丸百貨店の進出なども追い風となって、従前の繁華であった大通エリアとの二分比が駅寄りに傾いている。
大通を境に北は官公・金融色が濃く、さらに北進して学際エリアになる。
大通以南は丸井・三越・パルコなどがある商業集積な一帯、狸小路を越えて、すすきのに続く。
地下街はどうしたと言われても、別にガイドを書いているわけじゃないので、それは知らない。

と、昼ごはんの話をこんなに大仰にしなくてもいいんだけど、
ひたすら独りでぼーっとしたくて、時間をはずすので、どこに行っても客人がいなかったりする。

私は商業集積地やファッションビルには無縁だけれど、ときどきのお昼は狸小路近辺にまで出現する。

ここらへんからすすきの界隈は、憎んでいるはずなのに体が反応する、というような雰囲気のまちだ。

一方、心や身体や頭にプラス要因であればあるほど、つまり美味しければ美味しいほど、快適であれば快適であるほど、化粧ののりが良いほど、賞賛されるほど(めったにないけど)、拮抗する思いは、あるので、そんな気分を何と呼んだらいいのかなぁ。グラスを傾けもしなければ、たばこをくゆらせもせず、けだるくもなく、自分は「にゅい」であって「あんにゅい」ではないので、もくもくとご飯を食べつつそう考える。

拮抗は秋の掛詞だ。いや、それは桔梗だ。

あきちかふ。