角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

くっつき放題

 


写真は北大の銀杏並木。まだあおい木々もあって若い並木だ。
観光客が大勢いて銀杏だけに一様に写真を撮っていたのでなんとなく仲間入りをしてみた。
本当は今日の目的は大野池だったが、晩秋の大野池は木道を隠すほどに生い茂った草が折れたり変色したり千切れた草が腐敗を始めたりと無残な感じがした。今年は2回行ったが時期をはずしたために水色の美しいトンボにはあえなかった。是非来年は。

その代わりといってはなんだけれど構内に入った途端に、雪虫が体当たりする桜吹雪のごとくであった。淡い色のパーカーを着ていたのであちこちついたのが目立つ。マスクの中にまで入ってきたのでマスクの意味を考えた。眼鏡にもくっついた。帰宅して鏡を見たら泣きぼくろのようにひとつ、くっついていた。首にも3っつくらいくっついていた。雪虫というのは服にくっついた途端にはかなくなってしまうものだから。

はかなくなったとしても体当たりをすればよかったかもしれない日々のことを思う。
すでに自分は晩秋そこそこかあるいは初冬か中冬かしらないけれど。


Hackney Diamondsを全曲聞いた。すごくかっこよかった。ミックジャガーはいつもいつまでも素敵だ。
「かっこよくて素敵」以上の語彙が私にはない。


晩秋だの冬だのと言ってる場合じゃないような気持ちになった。