角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

爪と瓜。

 

容器包装プラスチックのゴミは週一の回収だ。嵩張るものが多いので早く回収曜日にならないかなと思ったのだけれど、その曜日は仕事曜日でもある。だから待ってるような待たないような気持ちになる。

いつも開くエクセルシートにテキストボックスが貼ってある。リュウミンの54ポで爪瓜と書いてある。
最近石鹸の鹸の字を書きくわえてみた。鹸の字の左側は細長い歯ではない。全く違う文字だ。今日は齟齬という言葉に出くわしたので齟の字も書いてみた。やはり左側は細長い歯ではなく、鹸とも違い、全く別な文字なのだった。
私は石鹸と何も見ないで書けるようになるだろうか。齟齬を書けるようになるだろうか。瓜と爪はあまり目に入りすぎてどちらがどちらだか時々分からなくなる。
こうしてたった二つ三つの文字を並べて眺めると自分がいいかげんで適当で大体な感じで生きてきたことが分かって嫌な気持ちになる。

私は今の職場に行きたくなくてたまらなくなったので、すかさず退職願を提出すべく書いてみたけれど、そのどこにも爪も瓜も石鹸も齟齬も入っていないのでこのまま適当に生きていく。
今まで何度も何度もパートを辞めた。数えきれない、いやきれるのだけれどとにかく。
ネットで検索するとパートなんだから嫌ならとっとと辞めていいのだと自分に都合のよい文字ばかりを読む。無責任であるとか我慢が足りないとかという言葉は気にしないで。

ええ、とくに気にしていないです。

いつも一人で言い訳するけれど、新卒のときから長くても3年が限度という職歴の中で、自分で起業した個人事業だけは30年続けることができたので何から何まで飽きつづけるわけでもないのだ。
ほとんどクズのような感じできわめてクズに近い所にいて、全くそうではないのだと何十年も思い続けている。
だから私はあした退職するとお伝えしようと思う。

休みに入ったら胃カメラでものんでみようと考え中。