趣味の熱烈愛読と言うわけではないが、
農水省の生鮮食料品のマーケット・レポートを、もう何年も読んできた。
官公庁のものは永遠に続くような錯覚を持っていたのに
2008.3月公表分で終了した。先月、使った。
どうしても困る、ということでもないけれど
この寂しさは一体なんだ。
事務所の近くの薬局は、愛想のいいお姉さんとお母さんがやっていたが
昨日、前を通ったら中華料理店になっていた。
湿布やバファリンなんかの在庫一掃セールでもしてくれればよかったのにと思う。
頭痛持ちではないが、毎日毎日もう毎日雨が続くので
合法的薬物を大量投与したい気持ちになっている。
はじまることに比して終わることが多すぎやしないか。
あの日で終わりだったんだ
と、しばらく経って理解するときの
まぬけな悲しさといったら。
立ち直れない自分ではないし、私は立ち直るけれど。
不器用さというのは、終わり方や終わることが下手なことなんだと思う。
強気を続けても、特に雨の十一月は、落とし穴のようだから
正しく終了できなかったら、不器用を上塗りするのかと、
なかなか、そこらへんを熱心に語りたいと思うが、
語りたいとき、私は独りだ。