角度ノート

駄文も積もればログ資産。かもね

私の勝手で


知事公館は森なので、横を通った時、茂みに潜んでいたカラスがいきなり鳴いた。私は飛び上らんばかりに驚いて、
威嚇であったが、揶揄であったかは知らないけれど、対人目的的発声であるのはどうやら間違いない。

ゴミの山の前では、目と目が合って、ネットを除けてくれと発声する。残念ながら、それは勘弁していただきたいと、
私はカラスにポライトリな意識を送る。

声の意味を知りたい。声のないことの意味を知りたい。意味のないとき声はないのか。
あいかわらず自分の文はクドイけど、引越したので、もうカラスにからかわれることもないと思う。


夕方、あるセミナーに出る。
テーマに興味があって出席したけれど、少し気が遠くなるような気がした。

たまたまお世話になっている社長にお目にかかり、始めてかと聞くから、以前飲み関係で出席したけれど、
Gさんばかりでつまらなかったと憎まれ口をきいた。カラスに丁寧な分、人には憎まれ口だ。

セミナー後の会食は、主催のしゃちょおに「あんたも出なさい」と釘を刺されていたが、私に釘はきかないので、とっとと退去。


社長やら会長やら相談役やら、とゆー名前のえらいひとやえらそうな人がいっぱいだったから、
カラスにくれてやろうかと考えた。
はげたかもクルクル上空を回ってそうな勢いだった。

 

なにゆえ、会食に出席しなかったかというと、私は会費を払わずにもぐりで出席していたからだ。