7月のカレンダーを眺めていると、「うどんの一日」と読んでしまったので、うどんにはどんな一日があるのかと、遮光カーテンを開けてから考えた。
うどんも晴れた空が好きか。
冷蔵庫の中にいたり、湯の中にいたり、胃に至るうどんの一日は温度帯が広い。
総じて暗いところを好むから遮光カーテンは開けなくても良かったかもしれない。
うどんに比べて、自分はどんな一日を過ごすかといえば。
外気温が冷蔵庫以下である場合、うどんよりも悪環境に生息し、湯船温度が鍋以下である場合、私のほうが快適だ。
私は誰かの胃を痛くすることはあっても、胃の中には入らないので、自分はしあわせものだと考えたほうがいい。
カレンダーには7月2日うどんの日とあった。タコの日とも書いてあるので、タコと比べるはめにならなくて、助かった。