早番の前日は目覚ましを二つかけて眠るけれど、それでも緊張のせいか度々目を覚ましては時計を確認する。こま切れの眠りの中で、好きな人の夢を見た。こわい夢だった気がするけれど、私の手を握りしめてくれた。意外にもあたたかな、あたたかな掌だった。 昼…
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