さても夏の日。満を持して入ったラブホで、グラッパか何かで酔ってどうにも駄目な私に「泊まれるか」と彼は聞き、「泊まれない」と私は答え、それきりそんな成り行きにはならなかった。ずいぶん年下の人だった。 こどものときから母の過干渉を受けて育った。…
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